観光情報
フジドリームエアラインズ(FDA)・鹿児島人気の観光地
荒平天神
県道68号線沿いの海に突き出た天神島の岩山に建立された小さな神社。透明度の高い錦江湾の美しい景色が見渡せる風光明媚な場所です。干潮時のみ拝殿に辿り着けるパワースポットとしても有名で、満潮時には参道の砂州が海に浸かり、天神島が海に浮かぶように見えます。その光景はフランスの世界遺産モンサンミッシェルを彷彿とさせ、とても神秘的。鳥居の向こうに沈みゆく夕日も素晴らしく、いつ訪れても期待を裏切らない風景に出会えます。正式名称は菅原神社といい、学問の神様・菅原道真を祀り、受験を控えた学生にも人気の神社です。
釜蓋神社
薩摩半島の端・南九州市頴娃町に位置し、眺めの良い入江に鎮座する釜蓋神社。岩礁と美しい海に囲まれ、海の向こうに薩摩富士と称される開聞岳を望む景勝地として知られ、訪れる人々を癒しています。勝負・武運の神様を祭り、特に勝負ごとにご利益があることから一流アスリートも参拝に訪れるパワースポットです。釜の蓋を頭にのせ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことができれば願いが叶うとも言われ、ユニークな参拝方法でも人気があります。絶景を愛で英気を養い、神社でしっかり開運祈願して、たくさんのご利益を持ち帰りましょう。
西郷隆盛像
市街地の中心部に位置する標高107メートルの城山の麓に、堂々たる姿で立っている西郷隆盛像。西南戦争で新政府軍に敗れ、自刃した城山の地は、歴史好きのみならず、多くの人が記念撮影に訪れる定番の観光スポットです。鹿児島市出身の彫刻家・安藤照氏が8年がかりで製作し、昭和12年(1937年)に完成したもの。自然豊かな城山を背景に、軍服姿で仁王立ちする高さ8メートルの銅像は、国道10号線より高い位置に置かれ、私達を優しく見守ってくれています。鹿児島が誇る幕末の英雄に会いに、ぜひ1度足を運んでみてください。
霧島神宮
6世紀頃に創建されたと伝わり、建国神話の主人公であるニニギノミコトを祀る、数少ない「神宮号」を名乗る神社。 招霊木やさざれ石があるパワースポットとしても有名です。閑寂な自然に包まれた参道を抜けるとあらわれる格調高い朱塗りの社殿は、度重なる霧島山の噴火による焼失と移転を繰り返し、この地に移設されました。現在の社殿は江戸時代に薩摩藩主の島津吉貴が寄進・建立したもの。境内は桜島や鹿児島湾、鹿児島市街地、開聞岳などを見渡せる展望所があり、四季折々の花と紅葉の名所。自然豊かな絶景と神聖な空気を味わえます。
フジドリームエアラインズ(FDA)・鹿児島ご当地PICK-UP
しろくま
鹿児島のご当地スイーツといえば、かき氷「しろくま」。削りたての氷に甘い練乳をたっぷりとかけ、フルーツや豆類など色とりどりのトッピングで盛付けたかき氷です。昭和20年代に創業した老舗飲食店が発祥といわれています。上から見たときに、可愛らしい白熊の表情に似ていたことから、「しろくま」の名前が浸透していき、鹿児島県民のみならず、全国各地の人達から愛される絶品スイーツ。鹿児島県内の飲食店で食べることができ、県内の人はもちろん、県外からの観光客も多く足を運びます。ぜひ一度は本場の味を楽しんでみてください。
薩摩焼酎
鹿児島が誇る嗜好品「薩摩焼酎」。鹿児島県内には、120を超える焼酎蔵元があり、全国トップの焼酎王国といわれる由縁です。蔵元独自の製法によって香りや味わいに違いがあり、「本格焼酎」の銘柄は2000越え。恵まれた気候と伝統的な匠の技から生まれた本格焼酎のひとつが、さつま芋を原料とした薩摩焼酎。原料となるさつまいもは、すべて鹿児島県産のものを使い、蒸留、貯蔵、ビン詰めまでを県内で行います。伝統文化によって育まれた極上の一杯は、さつま揚げ、きびなごの刺身、黒豚料理など地元グルメとの相性は抜群です。
鹿児島黒豚
「かごしま黒豚」のルーツは、今から遡ること約400年前、島津18代藩主・家久によって琉球から鹿児島へと伝わったといわれています。明治期に取り組まれた品種改良の末、イギリスから輸入したバークシャーと交配することで、一層おいしくなったのだそう。昭和30年代には、そのうまさと品質の良さが評判となり、東京で黒豚ブームが巻き起こると、高品質な豚肉の代名詞として広く知られるように。県内でじっくり飼育されてきた鹿児島の黒豚は、さっぱりとした食味やしまりのある肉質が特徴で、多くの方面から高い評価を得ています。
さつまあげ
鹿児島が発祥の地とされ、魚のすり身に豆腐や野菜などを混ぜ、鹿児島独特の地酒を加えて、油で揚げた郷土料理の一つであり特産品。原材料の魚は、主にアジ、サバ、トビウオが一般的で、砂糖を入れて甘口に仕上げるのが特徴でもあります。鹿児島では「つけあげ」と呼び、おかずの一品としてはもちろん、酒のつまみとしても好まれ、年間を通してよく食べられている馴染み深い味。子供のおやつにもぴったりで、お土産にも喜ばれること間違いなし。冷めても美味しい「さつまあげ」ですが、本場鹿児島で食べる揚げたての美味しさは格別です。