ようこそ、世界一周の動物旅行へ！よこはま動物園ズーラシア|ARC Travel-Style

愛称のズーラシア（ZOORASIA）は、動物園のZOOと広大な自然をイメージしたユーラシアEURASIAの合成語で1996年秋に市民公募で選ばれました。メインテーマは「生命の共生・自然との調和」、東京ドーム約10個分の敷地面積を誇り、約100種類の世界中の野生動物を展示、飼育、繫殖させている、日本最大級の動物園です。園内は8つのゾーンに分かれていて、ゆっくり見ていると全て回りきれないほどなので、事前に気になる動物やエリアを決めておくのがおすすめです。園内バス（有料）の運行もあり、小さなお子様連れの場合は利用してみると動物の見逃しも少なくなるかもしれません。さらに、動物との触れ合い体験や8月限定イベントのナイトズーラシアなどもあり、楽しみ方も満載です。また、園内のレストランやカフェではそれぞれ特徴のあるメニューを取り揃えているので、気分に合わせてお店を選ぶこともできるのも嬉しいですね。

■よこはま動物園ズーラシア基本情報

◆入 園 料：大人800円、中人・高校生300円、小・中学生200円、小学生未満無料

毎週土曜日は高校生以下無料（要学生証等）

よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート 18歳以上 2,000円

◆開園時間：9:30～16:30（入園は16:00まで）

◆休 園 日：毎週火曜日（祝日の場合は開園し、翌日休園）、12/29～1/1　※臨時開園あり

◆住　　所：横浜市旭区上白根町1175-1

◆問合せ先：045-959-1000

◆駐車場：普通車2,200台　1,000円/回

☆動物種：約100種600点（2022年3月末現在）

☆面積：45.3ha（東京ドーム　約10個分）

☆開園日：1999年4月24日

《電車・バスをご利用の場合》

●相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口、相鉄線「三ツ境」駅北口、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口下車、各駅から「よこはま動物園行き」のバスで約15分。

●JR東海道線、JR横須賀線、JR京浜東北線、京浜急行線、東急東横線、みなとみらい線、相鉄線、横浜市営地下鉄線「横浜」駅下車、「よこはま動物園行き」のバスで約1時間（便数が少ないので、ご注意下さい。）

《車をご利用の場合》

●東名高速「横浜町田I.C.」から約15分（6km）

●保土ヶ谷バイパス「下川井I.C.」から約5分（2km）

●第三京浜「港北I.C」から約20分（7km）

ジャイアントパンダ、コビトカバと並ぶ世界三大珍獣の「オカピ」は20世紀に入ってから発見され、アフリカのコンゴ民主共和国に35,000～50,000頭ほどしか存在しないと言われ、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いものとして絶滅危惧IB類に指定されています。脚にある白黒の縞模様様は森林の中では保護色の効果を発揮し、こどものオカピはお尻と脚の縞模様で親を判断しているそうです。また、縞模様の美しさから「森の貴婦人」とも呼ばれています。オカピの蹄（ひづめ）は2つに分かれていて、オスのオカピに生えている角が皮膚に覆われているのでキリンの仲間になります。そして50cmあるとも言われている長い舌で葉を巻き取って食べるところもキリンと似ているところです。森林で生きてきたため、ほぼ姿を変えていない、「生きた化石」とされているオカピが複数頭いるのはここズーラシアだけ、ぜひ会いに来てください！

同じ場所で異なる種類の動物を展示する混合展示は動物園では珍しく、しかも肉食動物と草食動物の4種混合展示を行っているのはズーラシアだけです。「アフリカのサバンナ」では、サバンナの代表的な大草原や疎林、湿地帯、岩場などを再現し、中心の草原エリアにキリン、グラントシマウマ、エランド、チーターを一緒に展示しています。これにより、単体展示では見られない動物の関係性を見ることができるので、時間が許す限り観察してみてください。また、園路からは見えないところに深い堀が作ってあり、まるでライオンやヒガシクロサイも同じエリアで暮らしているように見える工夫もされています。さらに、エリアの中心が小高い丘のようになっていて、反対側の人が見えないようにもなっています。植物もできるだけサバンナと見た目が似ているものを植えてあるので、サバンナの雰囲気が増して楽しめます。動物たちの生き生きとした姿に驚きと感動が味わえます。

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