観光情報
フジドリームエアラインズ(FDA)で行く!高知のみどころ
高知城
高知市にある高知城は16601年に土佐藩の初代藩主の山内一豊が築城を開始し、何度も水害に襲われながらも1611年に完成しました。日本100名城にも選定されており、最大の魅力は現存12天守と呼ばれる江戸時代前からの天守が現存している城で、天守と本丸御殿(懐徳館)の両方が完全な状態であるのは高知城だけです。また、三層六階の天守など15棟もの建物が築城当時のまま残っているため1950年に重要文化財に指定されました。尚、天守と追手門が1枚の写真に収まる数少ないお城でもあるので、追手門前で記念の一枚をどうぞ。
はりまや橋
赤い桁橋で有名なはりまや橋は観光向けに縮小したもので、本物のはりまや橋はすぐ隣にある20mほどの石橋です。江戸時代に堀川を挟んで商売を行っていた播磨屋と櫃屋(ひつや)がお互いの往来のために橋を架けたことが由来といわれいます。その後、橋は何度か架け替えられ堀川も埋め立てられました。現在ははりまや橋公園として整備され当時の川のせせらぎを再現しています。また、橋の東側に設置されているからくり時計は1時間おきによさこい節の音楽にあわせて高知城、はりまや橋、よさこい人形、桂浜が登場するのでぜひご覧ください。
室戸岬
四国の南東端に位置する室戸岬。世界ユネスコジオパークに認定され、太平洋に突き出した地形は独特で太古から形成されてきた自然はダイナミック。巨岩「エボシ岩」、「ビシャゴ岩」など奇岩や亜熱帯植物が自生し大地に絡みつくアコウの木、シマシマの地層など見所も多い。高台にある室戸岬灯台から景色を一望することも。また弘法大師(空海)が修行したとされる洞窟「御厨人窟(みくろど)」はパワースポットとして人気。秋分から春分ころにかけては「だるま朝日・夕日」も神々しく、空海が修行した神秘の地と壮大な風景を見に行ってみませんか。
龍河洞
日本三大鍾乳洞の1つ龍河洞は全長約4kmの巨大な鍾乳洞。国の天然記念物に指定されています。約1億7,500万年という長い時間をかけてできでおり洞内には高さ11mほどもある鍾乳石「天降石」と「絞り幕」は15万年の歴史の産物に魅了されることでしょう。出口付近には弥生時代の居住跡や石灰華に包まれた弥生土器が見られ、弥生人が2,000年前に暮らした面影が残っており世界唯一のスポット。洞内に空気が冷たく水の流れる音とともに異空間にいざないます。高知市内から車で約40分。歴史探検に行ってみませんか。
桂浜
高知市浦戸半島先端に位置、竜頭(りゅうず)岬と竜王岬の間に広がる海岸「桂浜」は古くから「月の名所は桂浜」と「よさこい節」で唄われる名所。青松に囲まれる浜辺は箱庭のように風情があり、紺碧の海を背に、夜は月、早朝は日の出を鑑賞いただけます。竜頭岬では幕末の英雄「坂本龍馬」の銅像が雄大な太平洋を見つめています。海浜一帯は日本の渚100選の1つ「桂浜公園」。潮の音で癒されながら散策いただけます。竜王岬展望台の「海津見(わたつみ)神社」から望む海も絶景。龍馬が愛した郷里に是非訪れてみませんか?
四万十川
高知県西部を流れる全長196kmの四万十川は四国最長で、本流に大規模なダムが建設されていないことから、日本最後の清流と呼ばれています。そのためたくさんの生き物が生息し、松明の火を振って鮎を追い込む火振り漁や、椎やヤマモモなどの木の枝を仕掛けてウナギやエビを獲る柴漬け漁など、伝統的な漁法も行われています。また、沈下橋も有名で、台風や豪雨が多い地域特有の橋に欄干がなく、川が増水しても水面下に沈むので橋の損壊を防ぐことができます。日本の原風景が多く残る流域の観光にはレンタルサイクルがおすすめです。
フジドリームエアラインズ(FDA)で行く!高知のグルメ
カツオのたたき
高知県の県魚であるカツオを存分に楽しむことのできる「かつおのたたき」。高知県民のソウルフードの1つに挙げられ、多くの高知県民に親しまれています。全国的にも有名な料理ですが、高知県では地域や集落によってこだわりやレシピが少しずつ異なるそうです。「かつおのたたき」は漁師が船上で食べていたまかないだったものが一般に伝わったとされています。冬の一時期を除いて、1年中カツオは食べられていますが、秋の下りカツオが脂がのっていて、たたきには最適。藁で豪快に炙った鰹のうま味を、ぜひ現地でお楽しみください♪
皿鉢(さわち)料理
皿鉢(さわち)料理とは、高知県の郷土料理。カツオのたたきや川エビ、さば・かます姿すし等々。鉢のように大きな皿を意味する「皿鉢」に山海の味覚を豪快に盛り合わせた料理です。もともとは、神事の際に供えられたことがはじまりと言われ、神前に供えた後は参加した人々が食べることで「神と人が分かち合って料理を食べる」重要な儀式とされていたようです。刺身、寿司、揚げ物、煮物、酢の物、果物などを盛り合わせた皿鉢を大勢で囲み、食べたいものを小皿に取って食べるスタイルで、土佐の酒宴や祝事に欠かせないものとなっています。
ウツボ料理
尖った顔に、鋭い歯、獰猛な性格の海のギャング「ウツボ」。食べてみると意外に美味しく、高知県ではカツオに並ぶ人気食材として親しまれてきました。土佐を代表する海産珍味として名を馳せており、白身魚なので味は淡白ですが、コラーゲンたっぷり。下半身は筋肉が多く鶏肉やフグに似た触感があり、たたき・刺身・唐揚げにして食されています。また、スーパーでも普通に売っているとのことで、高知県民に愛されている食材ということが伺えます。食べたことがあるという人はあまりいない、高知の珍味に挑戦してみてはいかがでしょうか。
土佐和牛
高知県でしか飼育されていない幻の和牛「土佐あかうし」。幻の和牛と言われる「土佐あかうし」は土佐褐毛牛ともいわれ、高知県の山間部を中心に飼育されており、年間300~400頭しか出荷されていない貴重な品種として有名です。噛んだ瞬間から肉の旨みがじゅわ~っと口の中に広がる、旨みとジューシーさを兼ね備えた土佐あかうしは、シンプルに塩で味わう焼肉・ステーキはもちろん、モモ肉の赤身の旨さを活かしたローストビーフも絶品。濃厚でありながら重すぎず、いくらでも食べられる希少な一品は高知を訪れたら絶対に味わいたい!
土佐はちきん地鶏
「土佐はちきん地鶏」は高知県で開発された新しい地鶏。高知県の特産品のひとつとして、総生産量のおよそ8割が高知県土佐郡にある大川村で生産されています。四国山脈の澄んだ空気や湧き水でたくましく育った鶏は、地鶏ならではの脂質の少ないヘルシーな味わいと雑味が少ない上品さが魅力。塩で食べることで、地鶏本来の味わいを堪能したり、地鶏ならではの歯ごたえを、ガラから出る最高のスープを味わったりと様々な楽しみ方ができます。いままでの鶏肉とは一線を画す旨味を楽しめる地鶏を使った料理の数々を、ぜひご賞味ください。
室戸きんめ丼
高知市内から車で約3時間、観光地としても知られる「室戸岬」周辺は西日本一のキンメダイの水揚げ地。深海に生息しているキンメダイですが、室戸市東側の海底は急激に深くなる地形のため、沿岸近くの漁場で漁獲することができます。そんな漁場に近い室戸だからこそ提供できる「室戸きんめ丼」は新鮮なキンメダイの照り焼きに季節のお刺身を盛りつけてあり、甘辛い照り焼きのタレと分厚くふっくらとしたキンメダイは絶品。これを味わうために、わざわざ室戸へ足を運ぶ人も増えており、ここでしか味わえない新鮮すぎる金目鯛は必見です。