風光明媚な景勝地「松島」は日本三景の一つに数えられ、松島湾内外に浮かぶ大小260余りある島々、湾を囲む松島海岸、 丘陵などを含めた地区の総称です。その数の多さから「八百八島」ともいわれ、「四大観」と呼ばれる4つの展望スポットが散在しています。松島を満喫する手段として欠かせないのが、湾内を巡る「遊覧船」。約1時間の船旅で多島美を間近で眺められ、海上からしか見られない絶景を心ゆくまで堪能できます。春は桜との共演、夏は海水浴、秋は紅葉、冬は雪景色。古から人々を魅了する絶景を、その目に焼き付けましょう。

松島湾に浮かぶ小島にある瑞巌寺の境外仏堂。朱色の「透橋」が架かり「五大堂」が佇む姿は、松島を象徴する風景です。平安時代に建立された毘沙門堂が始まりとされ、慈覚大師・円仁が円福寺（瑞巌寺の前進）を開基した際、五大明王像を安置したことが名前の由来と伝わります。現在のお堂は、伊達政宗公が造営したもの。東北地方現存最古の桃山建築として国の重要文化財にも指定されています。島へは参拝者の気を引き締めるために造られた格子状の橋を渡って行くことができ、目の前に広がる松島湾の島々を望む絶景に感動することでしょう。

仙台藩祖・伊達政宗公が築城した居城跡。その天守台に建つ「伊達政宗騎馬像」は、仙台城跡のシンボル的存在として親しまれています。高さ約9.2m（台座を含む）、台座には4枚のレリーフで政宗公の生涯が描かれています。本丸跡からは仙台市街を展望でき、晴れた日には太平洋まで見渡す大パノラマの絶景も。日没から23時まで毎日ライトアップされ、幻想的に浮かび上がる騎馬像と眼下に見下ろす100万都市仙台の夜景は一見の価値あり。

2021年で開業10周年を迎え、民営のアンパンマンこどもミュージアムとしては、横浜みなとみらい、名古屋市に次ぐ、全国3番目となる「仙台アンパンマンこどもミュージアム」。アンパンマンに会いたい！という子どもたちの願いを叶え、子ども心をくすぐる仕掛けもいっぱい。アンパンマンたちが登場するパネルシアターや遊具、ワークショップなど、アンパンマンの世界を思いっきり楽しめます。ミュージアムに併設されるモールでは、大人も欲しくなる限定グッズやフードが大充実。東北の子どもたちや家族に元気と笑顔を届けてくれます。